きっとコーヒー通だとでも思っていたのでしょうか、子どもたちが、父親にと、お土産を手にしてやって来た時に、彼らは、いつもマグカップを持参してくれたのです。それに、coffee beans を添えてでした。今、手元にあるのは、州名が印字された陶器製で重いのですが、それに添えてコーヒー豆があり、それを愛用している私は、coffee makerで淹れては、その一杯を楽しんでい
訪ねてくださる客人のみなさんには、珈琲党が多くて、豆を挽いて淹れますと、『美味しい!』と飲んでくださいます。ケアーマネージャーの方は、楽しみにして来ては、ほんとうに美味しそうに飲まれるのです。どんな豆より、淹れ方よりも、眺めが良い家だからでしょうか、美味しく感じられるのだと思います。
先日は隣人が、親戚から送られてきたのだと言われて、ハワイの「Kona産」のコーヒー豆をくださったのです。マカダミアン・ナッツの flavor で、香りを楽しみながら、懐かしく飲ませていただきました。ハワイ島の街の名の付くコーヒー豆🫘なのです。それはハワイ独特の香りがしたコーヒーで、よく飲んだことがありまして、その頃のことが、香りと共に思い出されてまいりました。
そのコーヒー豆も、今では高騰していて、なかなか喫茶店経営も大変だと聞いています。散歩コースに、ポツンと一軒の喫茶店があり、コスタリカ産の豆だとかで、それを挽いて淹れてくれるのです。これが美味しいのです。以前は、ワンコインで飲めたのですが、今では4、5割増の750円になっています。物みな上がる!のご時世ですが、たまには、喫茶店で飲むのもいいものです。
京都の友人が、時々送ってくれるのが、ウガンダの高地で無農薬で栽培している豆で、香りも味も、実に美味しいのです。普段は、四つ葉生協のチラシ内の豆を注文し、一日限定一杯で、飲んでいます。学校帰りのルノアールで飲んだ珈琲は、苦かったのですが、あれは青春の苦味だったのかも知れません。
ああ言った交わりがあって、同世代から、たくさんのことを吸収したのかも知れません。仲間に、東上線沿線の名門校からやって来ていた男がいました。ケネディーの“ New frontier spirit ” に傾倒して、話題に上げていたのです。今どうしているでしょうか。10人くらいが、いつも一緒でのワイワイ、ガヤガヤでした。
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異国、アラブの香りがして、歌に歌われた珈琲があって、飲んだことはないのですが、香りがするように懐かしく思い出されてきます。バター&トーストに、小倉餡のモーニング・サービスを、通院帰りに。「コメダ」に寄っていただくこともあります。一月毎の診察を無事終えて、安心をいただいての感謝の一杯は、心が元気にされます。
8年も、お世話くださった宣教師さんは、coffeeだけはと、ジャマイカ産の“ Blue mountain ”の豆を、嬉しそうに挽いておいででした。時々、欲しそうな顔をしていたのでしょうか、dripしてはご馳走してくれました。やっぱり『旨い!』の一杯だったのです。この方の帰天後は、ブルマンは飲まないままでおります。飲んだら、さまざまなことが思い出されてくるのでしょうか。
こう暑い日が続きますと、敬遠がちですが、一日一杯を遵守していて、お昼の一杯は、ブラジル産の豆を、blenderで挽いて、ドリップして飲んでいるのです。時々、家内にも勧めるのですが、やっぱり美味しいのです。
(“いらすとや” のコーヒーカップと喫茶店です)
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